2012年11月15日木曜日

ミャンマーの存在感


再選されたオバマ米大統領が、今月18日前後にミャンマーを訪問す
るようです。テイン・セイン大統領と会談する予定のようで、ミャンマーの
存在感が大きくなる中、アメリカもこのアジアの「未開拓の国」にいよいよ
熱い視線を向け始めたということかも知れません。

アメリカ政府によると、アメリカ大統領のミャンマー訪問は初めてだそうで、
最大野党、国民民主連盟(NLD)党首のアウン・サン・スー・チー氏とも
会うとみられています。

ミャンマー語をはじめ、多くの東南アジア言語が脚光を浴びつつありますが、
ビーコスでも日々多種多様な外国語、外国人関連の各種業務を承ってい
ます。翻訳、通訳、外国人人材募集などにかかわらず、外国語、外国人に
関連する事案で、こんなことができないか、といった小さな疑問でもお気軽
にお問い合わせください。


by Takehara

2012年11月1日木曜日

災害支援は「不道徳」?


大きな自然災害が発生したら政府がすぐに救援に乗り出す。
ごく当たり前のことのように感じますが、アメリカでは、そんな「常識」が
なくなるかも知れません。

11月6日の大統領選に向け、オバマ大統領とロムニー候補が大接戦を
繰り広げていますが、ロムニー候補は昨年、共和党の大統領候補を決
める予備選の討論会で、財政赤字の削減に注力すべき時期に、連邦
政府が災害時の支援に公的資金を投入するのは「不道徳」だと発言し
ました。

討論会でロムニー候補は「子供たちの未来を危険にさらすことなく、災
害支援をする財政的余裕はない。債務を返済し終わる前に自分たちは
死ぬとわかっていながら、債務を増やし続け、それを子供の世代に押し
つけ続けるのは不道徳だと思う」と発言しています。

折しもアメリカでは、ハリケーン「サンディ」による強い風と雨の影響で、
これまでに大きく被害が広がっています。
災害は目の前で起きないとピンとこないもの。今同じ話題で発言する
機会があったとしたら、ロムニー候補はどのような発言をするのでしょ
うか。