2012年4月20日金曜日

2011年のアメリカのオンライン広告売上は31億ドルで過去最高、モバイル広告は149%アップ(IAB調べ)

TechCrunch Japan 4月19日(木)7時4分配信

このほど発表されたIABのインターネット広告売上レポートによればアメリカのインターネット広告売上は2011年に22%アップして31億ドルになった。

これは過去最高額だ。また2011年の第4四半期も90億ドルで過去最高の四半期記録となった。対前年比同期比では20%のアップだった。

検索連動広告が最大の分野で、2010年の117億ドルからアップして148億ドルだった。成長率ではやはりモバイルの伸びが最大で、 2010年の6億ドル(統計を撮り始めた初年度)から16億ドルへと2倍以上に成長した。バナー広告も35%アップして111億ドルとなった。このうちビデオ内に掲出されるディスプレー広告が18億ドルだった。

このレポートはIAB(Interactive Advertising Bureau)のためにPricewaterhouseCoopersが調査したもので、両者はプレスからの質問を受け付けるカンファレンス・コールを先程開催した。IABは例年どおり、全体の傾向を代表するような言葉を引用してプレゼンを開始した。今年の引用句はアメリカの作家、オリバー・ウェンデル・ホームズの「すばらしいのはわれわれいる場所というよりむしろわれわれが向かっている方向だ」という一節だった。

IABの調査担当上級副社長、Sherrill Maneは「つまり、成長率だけがすばらしいわけではないということだ。数字を詳しく分析すると、CPM(表示回数当たりコスト)が以前ほど急速に低下していないという重要な兆候が現れている。将来CPMは下げ止まり、それどころか上昇に転じるかもしれない。全体としては、今年は下半期より上半期の方がブランドのオンライン広告が活発だった」と語った。

(翻訳:滑川海彦 Facebook Google+)

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日本では地デジを機にテレビを置かない人も増えたという。
ネットでユーチューブを見れば、国内だけでなく海外のものも映像翻訳されている。
また、書籍・雑誌等の販売も減少している。
ネットに電子書籍があれば事足りてしまうのかもしれない。
オンライン広告が活発になるのは当然である。
広告に関してアンケート調査をすれば、世界中でオンライン広告の占有率に驚くことになるだろう。
インターネットに関しての世界中の論文翻訳をすれば今後のビジネスのポイントを見つけることができそうだ。

By MT

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