2011年6月10日金曜日

.<米国>南シナ海安保 多国間で中国包囲網を…ゲーツ長官

毎日新聞 6月4日(土)17時25分配信

【シンガポール矢野純一】米国のゲーツ国防長官は4日、訪問先のシンガポールで開催中の「アジア安全保障会議」で講演し、南シナ海の自由航行権など海洋の安全保障を守るため、米国は同盟国や友好国と協力して、軍事的関与を続けていくことを明らかにした。名指しは避けながらも、南シナ海で軍事力を増強させ周辺国との対立が先鋭化する中国をけん制した。

 ゲーツ長官は近年、アジア各国が米国と軍事的関係の強化を望む意向が強くなっているとして「域内の各国と協力して、(南シナ海など)国際水域に各国が平等かつ自由にアクセスできることを保証しなければいけない」と指摘し、多国間の枠組みで中国包囲網の構築を進めるとした。

 一方、米国内の国防費削減の動きがある中、「空軍の優位性や機動性、長距離爆撃機の開発などは、アジア地域の戦略上重要な問題だ」と述べ、国防予算の優先事項に位置づけられるとした。

 北朝鮮については「次の挑発は予測できないものになると危惧する。挑発によって交渉を引き出し、譲歩を勝ち取っており、我々は同じことを繰り返したくない」と強調した。

 また、アジアでの米軍強化策も明らかにし、シンガポールに新型艦艇「沿海域戦闘艦」(LCS)を配備する方針も示した。南シナ海近海に展開させることで中国をけん制する狙いがあるとみられる。

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南シナ海の領土問題が激化してきている。
中国、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領土や経済水域をめぐり対立している。
2010年7月、ハノイで開かれたASEAN地域フォーラムでは、南シナ海問題を重要な議題の一つとして議論した。
ASEANには現在10か国が加盟している。
インドネシア、フィリピン、べトナム、タイ、ミャンマー、マレーシア、カンボジア、ブルネイ、シンガポール、ラオスである。
タイのようにすでに発展している国がASEANを引っ張っているのか。
タイではASEANのニュースはタイ語翻訳され関心が強いであろう。
ちなみにタイ語フォントはどうしても
そして、アジアでも後進国であるラオスやカンボジア等もASEANに加盟することにより、経済成長の助けになっているのか。
ASEANを通して様々な経済情報、経済問題をクメール語翻訳ラオス語翻訳して国際社会での競争力を高め更なる経済発展を遂げるであろう。
自国内でも新聞等に英語ではなく、ラオ語フォントで国民に情報を提供することが大事だと思う。

By MT

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