2012年5月24日木曜日

世界の企業ブランド価値ランキング、米アップルが首位維持

ロイター 5月22日(火)13時2分配信

[22日 ロイター] マーケティング会社ミルウォード・ブラウンが22日発表した昨年の世界の企業ブランド価値調査で、米アップル<AAPL.O>が首位を維持した。テクノロジー関連企業7社が上位10位入りしている。

調査によると、首位アップルのブランド価値は昨年から19%増加して1830億ドルと評価された。これは株式市場における同社の時価総額の37%に相当する。

先週ナスダック市場に上場したソーシャルネットワーキングサービス(SNS)大手フェイスブック<FB.O>は74%増の332億ドルで19位につけ、上位100位中で最もランクを上げた。

米マクドナルド<MCD.N>と米飲料大手コカ・コーラ<KO.N>はそれぞれ4位、6位で、順位を守った。世界で禁煙の動きが広がる中、マルボロ<MO.N>は7位と順位を上げている。

米IBM<IBM.N>はインターネット検索大手グーグル<GOOG.O>を抜いて2位となり、米マイクロソフト<MSFT.O>は5位の座を維持した。

通信関連分野では米通信大手のAT&T<T.N>と米ベライゾン・コミュニケーションズ<VZ.N>がそれぞれ8位、9位となり、中国移動<0941.HK>が10位でこれに続く。

調査を行ったミルウォード・ブラウン・オプティモアのマネージング・ダイレクター、ニック・コッパー氏は、「自動車や航空分野の企業が首位に躍り出た時、すべて画期的だったが、現在はテクノロジー企業の時が来ている」と述べた。米アップルについては、昨年に創業者のスティーブ・ジョブズ氏の死去にもかかわらず、ブランド価値が高まったことは驚くべきとした。

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世界のブランド企業価値調査のトップ10はやはり誰でも知っている企業ばかりである。
そして、テクノロジー企業の時が来ているというようにIT分野の勢いがすごい。
そんな中、マルボロが7位なのがちょっと不思議に思った。
ところで、日本のマルボロはフィリップモリス社からの輸入販売となっており、オランダ、スイス、ドイツ製である。
世界的に経済が逼迫しており、タバコをストレス解消のはけ口としている人も多いのだろう。

By MT

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