2011年5月4日水曜日

賛辞と警戒交錯、ICPO各国に警戒呼びかけ

読売新聞 5月3日(火)10時24分配信
 国際テロ組織アル・カーイダ指導者ウサマ・ビンラーディンの殺害について、関係国から賛辞と報復への警戒が交錯して聞かれた。

 英国のキャメロン首相は殺害を歓迎しつつ、「これでテロリストの脅威がなくなったわけではない。今後の数週間は特に警戒が必要だ」と述べた。ヘイグ外相は、英国の在外公館に厳戒態勢をとるよう指示した。

 フランス大統領府は声明で「テロとの戦いにおいて重要な出来事」とたたえた。声明は「これはアル・カーイダの終わりではない。戦いは今後も続けねばならない」と強調した。

 国際刑事警察機構(ICPO、本部・仏リヨン)のロナルド・ノーブル事務総長は「ビンラーディンが死んでも、アル・カーイダとその信奉者は残る。彼らは今後もテロを続けるだろう」との声明を発表し、各国に警戒を呼びかけた。

 ドイツ政府報道官も声明で「国際テロはまだ制圧されていない。今後も警戒を続けねばならない」とした。

 ロシア外務省は声明で、「国際的なテロとの戦いで時代を画する機会だ」と評価。ロシアがカフカス地方で展開するイスラム過激組織の掃討作戦が米軍の対テロ戦と同様の「普遍的な重要性を持つ」と自賛した。
 
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ウサマ・ビンラーディン氏の殺害によって、各国で様々な反応があった。
フランスではテロとの戦いにおいて重要な出来事としつつも、警戒が必要だとフランス語翻訳された。
ドイツも同様にテロに対する警戒を続けるようドイツ語翻訳の声明があった。
ロシアでも賛辞を送り、更に自身が行っているイスラム過激組織の掃討作戦を自賛したとロシア語翻訳された。
アルカイダの反応に警戒していかなければならない。
 
By MT

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