2011年5月24日火曜日

日本語勉強する米高校生 日本のアニメやマンガが大好きだから

ここから本文ですNEWS ポストセブン 5月12日(木)16時5分配信

 おぐにあやこ氏は1966年大阪生まれ。元毎日新聞記者。夫の転勤を機に退社し、2007年夏より夫、小学生の息子と共にワシントンDC郊外に在住。著者に『ベイビーパッカーでいこう!』や週刊ポスト連載をまとめた『アメリカなう。』などがある。おぐに氏が、アメリカの「日本通」事情を解説する。

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 中国にGDPで抜かれた頃だったか。「アメリカでは日本語を学ぶ学生が激減している。一方、中国語や韓国語の人気はものすごい」という話が広まった。
 でも、アメリカの学生の間で三大人気のスペイン語、フランス語、ドイツ語に続くのは、今も実は、イタリア語、日本語、中国語だ。現在、全米約600校で6万人以上もの中高生が日本語を学んでいる。

 その数は今も増えている。ただ、その増え方が、バブル時代ほどでないとか、中国語や韓国語の勢いにかなわない、ってだけの話なのだ。
 中国語を学ぶ生徒の中には「これからの時代は中国語が有利よ!」などと親から説得されて選択する子も少なくない。ところが、日本語を学ぼうという生徒は、日本のアニメやマンガがホントに好きで、文化に興味があって、本人の意志で選ぶケースが多いんだって。
 そりゃそーよね。アルファベットで習える外国語がゴロゴロしてるのに、わざわざ「ひらがな&カタカナ&漢字」の全部を覚えなきゃいけない日本語を選択する時点で、彼らはすでに相当な日本ファンなのだ。
※週刊ポスト2011年5月20日号

(「ニッポン あ・ちゃ・ちゃ」第144回から抜粋)



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この記事の著者が記した通り、中国にGDPで抜かれた頃からか、 世界での日本の地位が揺らいできている感じがする。
「これからは中国語!」と言われればそうなのかと思ってしまう。
しかし、やはり英語と同じラテン語ルーツのスペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の方が習得しやすいであろう。
スペイン語翻訳フランス語翻訳ドイツ語翻訳イタリア語翻訳のほうがビジネスチャンスや需要も多いであろう。
漢字を使う日本語、中国語は欧米人からすると習得はとても難しい。
それでも純粋な日本ファンがいて日本語を勉強する若者がいると聞くととても嬉しくなった。
日本もまだまだ魅力的なのである。

By MT

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