2011年9月9日金曜日

インドの大衆社会党党首、靴購入に飛行機飛ばす=ウィキリークス

2011年 09月 7日 11:55 JSTロイター

[ニューデリー 5日 ロイター] インド北部ウッタル・プラデーシュ州のマヤワティ州首相(55)が、わいろの受け取りのほか、自宅から職場までの道路を整備し、お気に入りのサンダルを手に入れるために飛行機を飛ばすなど、権力を乱用していることが、政府等の内部文書を公開する民間サイト「ウィキリークス」が公表した米外交公電で明らかになった。
 マヤワティ州首相は、カースト制度で最下層に置かれる「ダリット」出身。大衆社会党(BSP)の党首でもあるが、ウィキリークスで公表された公電は、マヤワティ氏を「第一級のうぬぼれ屋」と評している。同氏はこれまで、カースト最下層民の支援を訴えて支持を集めているが、豪華パーティーの開催や、自身を含むカースト最下層民の指導者の巨大な銅像を設置した公園の建設などに対して批判の声も上がっている。
 2008年10月23日付の公電では、マヤワティ氏に新しいサンダルが必要になった際には、同氏お気に入りのブランドのサンダルを求めて空っぽの飛行機がムンバイに飛んだとされている。自宅から職場まで整備された道路は、同氏や側近による車の列が目的地に着くたびに、担当者が道路を清掃していたという。マヤワティ氏はまた、毒殺されるのを恐れて「毒見役」を雇っていたもよう。
 また、州政府のある閣僚がささいな誤りを犯した際に、罰としてマヤワティ氏の前で腹筋をするよう強要したという。BSPからの選挙への出馬を希望する候補者は、数万ドルを払ってその権利を得ていたもようだ。
 マヤワティ氏の報道担当者は声明で、「そのような暴露記事」は信ぴょう性に欠けると述べた。

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世界中、政治家の職権を乱用したあきれた行動には驚かされる。
ウィキリークスは良い面も悪い面もはらんでいるが、これがないとこのような事実は明るみにでてこなかったであろう。
世の中には私たちが知らないだけで、ひどいことが行われているかもしれない。
一般市民の我々でも、ウィキリークスからの情報を英語 翻訳して、事実を知り行動することが必要な時代なのであろう。
アジアにもまだまだ市民に情報が届きにくそうな地域がある。
国内、国際にかかわらず様々なニュースが例えばクメール語翻訳マレー語翻訳ベトナム語翻訳等されることが必要だと思う。

By MT

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