2011年10月17日月曜日

米大学の授業料も6割引に! 急成長のグルーポン、早くも曲がり角?

2011.10.16 12:00 Sankei Biz


米シカゴのナショナル・ルイス大が先月、一風変わった学生募集を行った。

同大は、インターネットのクーポン購入サイトを運営する米グルーポンを通じ、教職修士課程の入門コースの授業料を6割近く割り引くと発表した。このコースの正規の授業料は2232ドル(約17万1千円)だが、大学側はグルーポンを通じて950ドル(約7万3千円)の授業料を学生に提案。最低15人の購入で取引が成立する条件に対し、18人の応募があった。

高等教育機関とグルーポンが提携して単位を取得できる学科の学生募集を行ったのは初めてという。大学側の狙いは一定数の学生を確保することはもちろん、知名度の向上だった。実際、「大学のホームページの閲覧者が増えた」とほくほく顔だという。

2008年にシカゴで創業したグルーポンは、飲食店や小売店などの値引きクーポンを地域ごとに発行するサイトを運営している。冒頭で紹介した例のように、購入が契約の規定数に達すればクーポンを発行する。日本を含む世界40カ国以上で事業を展開し、会員数は今年3月末時点で約8300万人に達している。

グルーポンの勢いは、09年の売り上げが約3千万ドルだったのが、翌10年には7億ドル超と爆発的な伸びを示していることからもうかがえる。今年6月には、最大7億5千万ドルを調達しての上場計画も発表した。グルーポンが人気を集める背景には、米国で金融危機以降、遅々として回復しない景気事情がある。少しでも安い料金で身の回りのサービスを利用したい消費者と、薄利多売で店の知名度も上げたい業者の思惑が重なり合った格好だ。
しかし、急成長の代償ともいえる“負の側面”も目立ち始めた。あまりにクーポンが売れ過ぎ、客をさばききれない店が続出。35%引でマニキュアセットを販売したシカゴのネイルサロンには5千を超す注文が殺到した。日本でも正月向けのおせちクーポンで配送の遅延や説明と異なる商品が送られて問題になった。

さらに、グルーポンと店側や利用者の間で契約をめぐるトラブルも広がっており、米国では訴訟に至るケースも起きている。営業経費もかさんでおり、昨年は赤字決算だった。世の不況をよそに快走してきたグルーポンの格安クーポンビジネスだが、早くも曲がり角との見方もある。(ワシントン 柿内公輔)

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もともとアメリカには新聞にクーポンが入っているのが普通である。
日本では今でこそクーポンを使ってお得に買い物したいと思うが、一昔前はクーポンを使うのは恥ずかしいという時期もあったのではないか。
それが、経済の悪化や様々なクーポンビジネスの登場で、今やクーポンは当然のものとなっている。
記事の大学の授業料にクーポンというのは驚いた。
さすがクーポン大国!学生も集まり、注目も集まり一石二鳥という。
このように思い切ったクーポン提供も非常に興味深い。
日本では飲食店や美容、宿泊等がメインだが、新たなクーポン分野が誕生するかもしれない。
ぐるーぽんはアメリカ・ヨーロッパ・アジアの29ヶ国(2010年8月現在)で事業を展開し、3,500万人が利用しているようだ。
各国がどうのようなクーポンを提供して成功しているのか、英語翻訳してみるとおもしろい。
ちなみにヨーロッパ、アジアとはどの国々だろう。
ヨーロッパだとオランダ語翻訳ポルトガル語翻訳されたグルーポンがあるのだろうか。
アラビア語翻訳版もあるだろうか?
クーポンに対する国民性がどのようなものか調べてみるのもおもしろそうだ。

By MT

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