2012年2月17日金曜日

夫婦げんかの米国流裁き、「妻に花贈り盛装で夕食を」と判事

2012.02.12 Sun posted at: 16:00 JST

(CNN) 米フロリダ州ブロウォード郡の巡回裁判所はこのほど、家庭内暴力の罪に問われた同州プランテーション居住の47歳男性に対し妻に「花を贈呈し、ディナーに誘う」ことなどを命じる判決を下した。

また、夕食などを共にした後、被告にカウンセリングを受けることも求めた。地元のオーランド・センチネル紙によると、ハーリー判事が保釈金の設定額などに関する初審理で示した裁きで、「愛を示すカードと花を買って贈り、妻を誘っておしゃれをして一緒にロブスター料理店に出掛けなさい。この後、ボウリングを楽しんで」などと諭した。

被告の妻は審理で、夫との衝突は自分の誕生日を忘れたことが原因と主張。ただ、口論しても物理的な暴力は受けず、夫を恐れるようなことはなかったと述べた。


判事は審理で逮捕請求状の内容を読み上げ、被告は口論で妻の体を押し、こぶしを振り上げて首に手を掛けたものの、殴打はしなかったと指摘。その上で妻が「彼を自宅に帰して欲しい」と求めたことに触れた。

ハーリー判事のスタッフは、判事が「全ての係争の処理を軽々しく扱うことはない」とCNNに話している。

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なんとも粋な裁きではないだろうか。
妻あてのラブレターを書いて、花と共に贈りデートに行く。
法律に照らし合わせてこのような判決が出ることはない。
そこに人が人を裁く意義があるのだろう。
この判決ではないが、私も最近メールばかりで手紙ひとつ書いた覚えがない。
電話、メールだけではなく、直筆の手紙も良いものだ。

By MT

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