ウォール・ストリート・ジャーナル 9月20日(火)12時42分配信
米国民は、2007年の金融危機以前には、富裕層向けの増税には総じて反対を唱えていた。それは、いつか金持ちになれると思っていたからだ。しかし、今やそうではなさそうだ。
ほとんどの有権者は年収が100万ドルに達することはないと思っており、そのためオバマ大統領の年収100万ドル以上の富裕層向け増税提案は人気を博しそうだ。
AP通信とCNBCテレビが19日までに公表した最新の共同世論調査結果によると、「今後10年間に資産が100万ドルを超えることはあり得ない」と思っている人が79%に達した。「最近の金融市場の乱高下を受け、個別株投資に対する自信が薄らいだ」との回答は62%だった。
この調査でもっと驚くべきことは、生活は良くなるという将来への楽観的見方で、米国民は世界一の座をわずかの差でオーストラリア人に奪われたことだ。オーストラリア国民の間では、「資産が100万ドルを超えることはあり得ない」とみているのは72%だった。
ウィスコンシン州の重機オペレーターであるジェーソン・ホール氏(35)は調査結果について「誰でも百万長者になれると思うのは非現実的なのだ」と総括した。
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現実は厳しいですからね。
将来に対して楽観的な見方をしているかどうかでオーストラリア人に1位を奪われたくらいで、しょげることはないですよ。
アメリカンドリームもいいけれど、まずは日常が暮らしやすくなることが先です。(自国民の為を思うのがどこの国の政府にとっても一番重要なことですよ。)
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by お
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