2011年11月8日火曜日

米NY州の自治体がサンタ役を不採用に、税金5万円を節約

ロイター 11月7日(月)15時0分配信
 [ニューヨーク 4日 ロイター] 米ニューヨーク州サフォーク郡の当局者は4日、困窮する財政事情を理由に、今年のクリスマスシーズンはサンタクロース役のアルバイトを採用しないと明らかにした。これにより節約できる税金は660ドル(約5万1500円)だという。

同郡では約10年間にわたり、子どもたちを喜ばせることを目的に、第二次世界大戦にも従軍した経歴を持つ83歳の男性をサンタ役として雇ってきた。郡の予算規模は27億ドル(約2100億円)だが、州から保健制度への補助金が2000万ドル削減されたことなどで予算がひっ迫し、職員約750人も一時解雇に直面しているという。

郡知事のスティーブ・レビー氏は、「保健センターが金欠の状況で、(サンタ役への)そうした支出が正当化できるだろうか」と、サンタ役を雇わない理由を説明。これに対し、反対派からは「財政均衡のために、サンタクロースを人質に取る必要が本当にあるのか」と非難の声も上がっている。

郡当局によると、この決定を受けて、サンタ役のアルバイト代を提供するという申し出が数十人から届いており、レビー氏も数回サンタの衣装を着てボランティア活動を行うという。
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不況の波はサンタクロースにまで影響するとは。
税金節約のためにこどもを喜ばすサンタクロースを雇わないとは、財政上わからないでもないが、夢もない本当に暗い世の中を暗示しているのではないか。
しかし、アルバイト代を提供するという申し出やサンタ役のボランティアの予定もあるのが救いだ。
世界的に景気が低迷し暗いムードの中、せめてこども達が楽しみにしているクリスマスは盛大に行っても良いのではないか。
ところで、オランダやドイツの一部地域では12月6日がニコラウスの日と呼ばれこども達はプレゼントをもらうようだ。
ニコラウスはサンタクロースのことだろうか。
クリスマスの祝い方もオラダン語翻訳ドイツ語翻訳等で調べると様々なようだ。
ヨーロッパの中でも、イタリア、ポーランド、フランス、スペインなどでは、クリスマスは12月25日に始まり、1月6日に終わるそうだ。
子供達がプレゼントをもらうのは1月6日とあった。
サンタクロースはフランス語翻訳ポーランド語翻訳でそれにあたるものがひょっとするとないのではないか。
日本はクリスマスがイベントだが、宗教に基づいたクリスマスは世界各地で行い方が違うようだ。
 
By MT
 

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