2011年4月30日土曜日

米南部で竜巻300人死亡、米国史上最大規模

読売新聞 4月30日(土)0時8分配信
 【タスカルーサ(米南部アラバマ州)=柳沢亨之】米メディアは29日、米南部で26日夜から27日にかけて相次いで発生した竜巻による死者は、6州で計約300人に達したと報じた。米史上最大規模の竜巻被害とみられる。

 最大の被災地、同州タスカルーサ中心部は29日朝、がれきの山と化していた。信号も消えている。1軒の家庭用品店だけが発電機や水などを販売していた。

 「真っ黒なうずが列車のように『ガタン、ガタン』というごう音を立てて走り去った」。従業員のマーク・マギーさん(33)が27日午後に町を30分間襲った竜巻の猛威を語った。「青空に突然、薄黒い雲が現れた。警報が一斉に鳴り、店内に急いで身を隠した。10分後、展示していた物置が吹き飛び、駐車場の車に激突した」

 米メディアによると、死者はアラバマ州で204人、ミシシッピ州で34人、テネシー州で33人に達した。タスカルーサの死者は36人と1か所では最大だ。
 
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大地震やそれに続く余震に、私たちはまだ悩まされているが、自然の猛威はアメリカにも竜巻という形で現れた。
日本でも最近千葉で竜巻は発生し、車がぶつかりあっているニュース映像を見た。
今回のアメリカの竜巻は米史上最大で300人もの死者が出た。
アメリカでは、年間1000個前後の竜巻が発生し、50人程度が亡くなっている。
アメリカの他には、アジア、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ南部、ヨーロッパ、南部アフリカなど、温帯地方を中心に発生数が多い。
バングラディシュでもサイクロンで700人が死亡したことがある。
そのような大惨事はベンガル語翻訳して広く語り継ぎ、防災について日頃から考えるようにしなければならない。
 
By MT
 

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