2011年3月30日水曜日

170ベクレル以上で輸入規制=食品中のヨウ素検出で―米国

時事通信 3月29日(火)14時44分配信
【ワシントン時事】米食品医薬品局(FDA)の広報担当者は28日、福島第1原発の事故に関連し、日本からの輸入食品について、1キロ当たり170ベク レルを上回る放射性ヨウ素131を検出した場合には輸入を差し止めるとの規制方針を明らかにした。生鮮食品など保存期間が短いものは業者側に引き取りを求 め、冷凍食品などについては一時保管し、基準を下回った場合には米国内での流通を認めるケースもあるとしている。
FDAによると、米国では放射性ヨウ素131に対する規制として、食品については1キロ170ベクレルを政府による「介入レベル」と規定、国民が大量摂 取しないようにするための保護措置を講じる。ただ、この介入基準を上回る量を摂取した場合に健康に影響が出ると認定しているわけではないという。
日本はヨウ素131について、飲料水は1キロ当たり300ベクレル、野菜類は同2000ベクレルを暫定規制値としている。 

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米国での日本からの輸出品の輸入禁止や検査強化の動きだが、すでにフランスを含むEUや台湾、韓国、香港、ロシアでも始まっている。
日本からのロシアへの海産物輸出はそれほど大きくないとロシア語翻訳されていた。
テレビで見たフランス人は「汚染された食品が届くのは1カ月以上先だろうし、それまでにはきちんと検査されている」と格安フランス語翻訳されていたが、そのような人は少数であろう。
日本政府は世界貿易機関(WTO)本部での会議で日本の農産品、 乳製品に対して「過剰反応と不当な禁輸をしないよう要請する」と理解を求めた。
例えば他国に毎月○トンの果実を輸出する契約書があって互いに契約書翻訳して履行していても、この天災では例外となるのか。 
本当にその輸出品が汚染されていれば問題だが、そうでなければ風評被害である。
それを止める国際的な法律があれば法律翻訳をしてぜひ各国に協力してもらいたい。

By MT

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