2011年3月4日金曜日

ハイチ大地震の被災地にエコ住宅 米建築家がプロジェクト

2011.03.01 (CNN)
 
被災地のがれきを利用して地球に優しい家づくりを――。昨年1月に大地震に見舞われたハイチの首都ポルトープランスで、環境運動に取り組む米建築家マイケル・レイノルズ氏が復興作業に参加している。

レイノルズ氏はこれまでのキャリアで、廃棄物を再利用した住宅「アースシップ」を考案し、全米50州や欧州で建設を進めてきた。これを、大地震の被災者100万人が今もテントや仮設住宅に暮らすハイチの復興に役立てようというのが、同氏の考えだ。

「ハイチの人々の、人々による、人々のためのプロジェクトを目指したい。だから住民との対話を大事にしている」と、同氏は語る。

が れきを砕いて床や壁の材料に使い、排水は再利用し、省エネ設計を採用する。そのほか必要な材料の購入などに5000ドル(約41万円)前後の費用がかかる 計算だが、レイノルズ氏は「もっと安くする必要がある。購入する材料などをさらに見直せば2000ドルまで下げられるはずだ」と話す。

被災地ではアースシップのほかにも、地震やハリケーンに強く、地域の環境に配慮した建物の建設が進んでいる。同国のドゥラトゥール観光相は「善意の支援者を歓迎できるよう、調整に全力を尽くしている」と語る。

「ハイチのような例を示すことで、もっと少ない資源で暮らせることを全世界の人々に知ってもらいたい」と、レイノルズ氏は話している。

********

ハイチ地震の爪あとは未だ色濃く残っている。
テント生活では人々は不安なままであるし、衛生状態も悪いであろう。
上記のような廃棄物を再利用した低価格住宅の建設を進めることができればすばらしい。
「アースシップ」のHPを見ると、ハイチにポンと家を建てるのではなく、現地の人がこのエコ住宅を建設する技術を習得し、自分達で家を建てることが重要だとあった。
ハイチの公用語であるフランス語翻訳技術翻訳することによって、ハイチの人々が新しい技術を身に付け今後ハイチ経済に貢献できるようになると良い。
この「アースシップ」というアイデア商品、物資のリサイクルをした上に低価格とくれば、様々な場面で需要があるだろう。
国際的に特許もあるのだろうか。特許翻訳して世界へ紹介していただきたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿